【院内広報誌】けいめいだより114号【2026年1月号】

2026年1月の木村病院院内広報誌【けいめいだよりNo.114】をお届けします。

院長より新年のご挨拶
職員がパラクライミングの国際大会に初出場
栄養科だより　～体を温める飲み物～
健康教室のお知らせ
認知症カフェのお知らせ
1月の診療体制

院長より新年のご挨拶

2026年を迎えて

ー　住み慣れた地域で、安心して暮らし続けるために　ー

医療法人桂名会
院長　木村衛

新年あけましておめでとうございます。
地域の皆さまにおかれましては、健やかに新しい年を迎えられたことと、心よりお慶び申し上げます。（以下に続く）

私たち医療法人桂名会木村病院は、これまで地域の皆さまの「身近な病院」として、内科(一般内科循環器科消化器科神経内科 )・整形外科・皮膚科・リハビリテーションを中心に診療を行ってきました。

「少し体調が気になる」「どこに相談したらよいかわからない」そんなときに、まず思い出していただける病院でありたいと考えています。

ご高齢になり、通院がむずかしくなる方も増えています。当院では、ご自宅や施設へ医師がうかがう訪問診療にも力を入れています。住み慣れた場所で、できるだけ安心して生活を続けていただけるよう、医師・看護師・リハビリのスタッフが協力して支えています。

また、これからは高齢の方の救急医療が、ますます大切になります。そこで当院では、2026年4月に「地域包括ケア病棟」を16床新しく開設します。

急な体調不良で入院が必要になったとき、治療だけでなく、リハビリや退院後の生活まで見すえた入院を行い、安心してご自宅へ戻っていただくお手伝いをします。さらに、桂名会グループの医療・介護・リハビリ・在宅サービスがしっかり連携し、診察から入院、退院後の介護までを一体で支える体制を整えていきます。

患者さんやご家族が「次はどこに相談すればいいのだろう」と迷うことのないよう、一か所で相談できる安心を大切にしてまいります。

これからも、地域の皆さまの暮らしに寄り添い、「ここにあってよかった」と思っていただける病院であり続けるよう、職員一同努めてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

医療法人桂名会木村病院
院長　木村衛

職員がパラクライミングの国際大会に初出場

木村病院に所属する栗屋真実さんが、国際スポーツクライミング連盟（IFSC）が主催するパラクライミングmaster福岡2025に出場し、国際大会への初出場を果たしました。

パラクライミングW杯（フランス）と日程が重なったため出場者は日本人を中心とした14人にとどまりましたが、海外からは米国とインドの選手が参戦しました。

パラクライミングの大会では従来、カテゴリーが視覚障がい（B）、上肢機能障がい（AU）、下肢機能障がい（AL）、関節可動域・筋力・その他機能障がい（RP）に分かれ、さらに障がいの程度によってクラス分けされますが、今大会は男女やカテゴリーを問わず2グループに分け、登った高さで順位を決める形となりました。栗屋さんはAグループ6位の結果となりました。

【大会概要】
大会名：パラクライミングマスター福岡2025
日時：2025年10月25・26日
開催場所：筑豊緑地公園／いいづかスポーツ・リゾートザ・リトリート（福岡県飯塚市）
備考：日本で始めてスポーツクライミングとパラクライミングの大会が同時開催された